1969年バフェット氏 割安株がないと投資会社を解散する

1960年代のウォール街では株価が急上昇し、市場参加者が増えて投資ブームが起きていました。相場をリードしていたのはIBMやゼロックスなどのハイテク産業の高度成長株で、株価は本来価値よりも相当に「割高」にもかかわらず、どんどん値上がりしていました。
ちなみに現在、バフェット氏はIBMを保有していますが買ったのは2011年となっています(しかし、期待外れだったとして全株売るのではないかと予想されています)。

それでもバフェット氏の投資会社は、ハイテク株を避けながら慎重に運用し、ダウ平均を上回る好成績を上げていました。しかし、「現在の市場環境に溶け込めない、自分で理解できるやり方しかできない、新しいやり方を十分に理解していないし実践し成功したこともない、もし実行すれば皆さんから預かった資本を危険にさらす恐れがある」として投資会社を解散しました。その後、1970年代に入ると米国株は下落し、歴史に残る弱気相場に入っていきました。バフェット氏は最高のタイミングで株式投資から身を引いたのです。

1969年と2017年の状況は何か似ているような感じもありますが、バフェット氏は、昨年の2月に「米国株はバブルの領域にない。金利と比較すればまだ割安な方だ。長期金利が7-8%程度に上昇したらバブルを警戒すべきかもしれない。米経済のダイナミズムは顕著で、暫くはいかなる大統領のもとであっても順調に推移する。」と話しています。長期金利はまだ2%台ですが、ダウ平均は昨年の2月から約20%も上がっていますから、今後のバフェット氏の動向は注視すべきかと思います。

【バフェットルール2】
わからないことには手を出さない

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