NYダウは反発も日経平均は追随せず弱い動き


6日のNYダウ平均は567.02高の24912.77、ナスダックは148.35ポイント高の7115.88で取引を終了。昨日の史上最高の下げに引き続き取引開始直後に一時567ドル安まで売られています。しかし、前日の暴落の反動に加え、好調な企業業績など米経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)への信頼を背景とした買い戻しも入り、その後のダウはプラス圏とマイナス圏を行き来する値動きの荒い展開となっています。特段の手掛かり材料はなかったものの、終盤に買いの勢いが強まり、ダウは一時600ドル高まで上昇。1日を通しての値幅は1167ドルに達しています。VIXはなんと29.98と下がっています。長期金利は2.802と上がっていますが特に問題視されていません。
今回の下げは、年初からの急ピッチな上げに対する調整と判断されているようです。そもそもきっかけが前週末に発表された米雇用統計が想定以上に良好な内容となったことから、景気過熱によるインフレへの懸念が強まっての下げですから米国市場は今後も有望だということです。昨夜の上げでほぼ年初の株価に戻っています。

一方、本日の日経平均は、前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が大きく切り返したことを受け、朝方はリスクオフの巻き戻しから急反発でスタート。外国為替市場では1ドル=109円台後半の推移と円安に振れていたことも買いを後押ししています。しかし、寄り後買い一巡後は上値の重い展開となり、後場に入ると先物主導の売りが重荷となり、急速に上げ幅を縮小する展開を余儀なくされ、今週末にオプションSQを控え、米株価指数先物を横にらみに思惑的なインデックス売買が、値がさ株の値動きに反映されている。大引けにかけ上げ幅を縮小して35.13円高の21645.37円、日経VIも30.97とほぼ変わらずの弱い動きとなっています。全体売買代金は4兆5000億円と前日の水準には届かなかったものの高水準でした。

為替前日終値109.55円、18:35現在、109.05円とやや円高に振れています。


ブラックマンデーとの類似が懸念されています。米連邦準備理事会(FRB)の新議長には新たにパウエル氏が就任したばかりで「市場には、FRB議長がボルカーからグリーンスパンに代わった2ヵ月後の87年10月にブラックマンデーが起こったことを想起する向きもいるのだろう」と言われています。、「株式市場を襲っているのは、リーマン・ショックやブラックマンデーのような危機的な状況ではない。今回のNYダウ急落の背景にあるのは、株価上昇で膨らんだ持ち高調整の動きだろう」と言われています。
また、米国は80年代のような貿易赤字と財政赤字の双子の赤字に苦しんでいる状況ではない。また、リーマン・ショックのように一夜にして世界経済が変調をきたす出来事が起こったわけでもない。世界的にみて、企業の業績は良くキャッシュも潤沢な状態にある。その意味で「過去のショックが襲った時と状況は異なる」とアナリストは推察しています。
足もとの金融市場の波乱は、金利上昇がショック安の契機となったところに投資家の持ち高調整が膨らみ、そこへさらにヘッジファンドなどの投機筋の売りが膨らみ相場全体の下げを加速させたとみられています。

一方米国株と日本株の乖離も見られ、業績好調な日本株に対して割安感も指摘されています。しかし、本日のように下げは米国株に追随し、上げは追随しないという動きを見ているとやはり日本株に資産を傾けるのは今後も難しいのかと思います。NYダウ平均が将来10万ドルまで行く可能性はあっても日経平均が10万円までいく可能性はかなり低いのではないかと思います。
バフェット氏が日本株に投資しないのを素直に学ばなければと思います。

昨日約定した安川電気は信用買だったということもあり、後場スタートしてすぐに売ってしまいました(微益)。以前も書きましたが心理学的に利確は早く、損切は遅いの典型的なパターン化と思いますがどうも日本株がこのまま上がっていくとは思えず判断しました。結果的には終値で利益がなくなってしまったので結果オーライでした。

今回の下げでは機動的に動けず買い増しもできませんでした。下がったことよりその点がすっきりしない気持ちです。

【今日のバフェット氏の名言】
「みんながどん欲な時に恐怖心を抱き、みんなが恐怖心を抱いている時にどん欲であれ。」

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