難しい局面が継続しています

31日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権が欧州連合(EU)やカナダなども鉄鋼・アルミニウムの輸入制限の対象にしたことを嫌気して、反落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日比251.94ドル安の2万4415.84ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同20.33ポイント安の7442.12で終了。VIXは15.43と上昇、長期金利は2.86と横ばい、短期金利は2.435と上昇、差は0.425とやや縮まっています。
トランプ政権は31日午前、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置の対象から一時的に除外していたEUやカナダ、メキシコに対し、追加関税を6月1日から発動すると発表。報復装置の応酬となる世界的な貿易戦争に発展するとの懸念から、米株式市場では発表後にダウが大幅下落。米国の決定に対し、EUやカナダ、メキシコとも強く反発し、すぐさま対抗措置で応じる方針を表明。米株式市場では、鉄鋼・アルミ価格の上昇で原材料コストが増加する恐れがあるボーイングやキャタピラーなどの株価が下落したほか、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)など海外市場への依存度が高い多国籍企業にも売りが広がった。ダウの下げ幅は一時310ドルを超えました。
 市場では「追加関税の恩恵を受ける鉄鋼・アルミ産業の米国経済に占める割合は小さい。一方、素材価格の上昇で多くの産業に悪影響を及ぼし、米景気の下押し要因になりかねない」(大手証券)と懸念されていた。

1日の日経平均株価は30.47円安の22171.35円と反落。日経VIは16.39と下がっています。
週末要因に加え、現地1日の米5月雇用統計の発表を前に控え持ち高調整売。
 市場からは「週末で米雇用統計待ちだが、日経平均は2日連続の日足陽線で比較的底堅い。ただ、6月は日米金融政策や、米朝会談の可能性などイベントが多く、先物で振らされる展開も予想される」(準大手証券)との声が聞かれた。

為替は109.17円と日中円高に振れましたが円安に戻しています。

【今日のバフェット氏の名言】
「みんながどん欲な時に恐怖心を抱き、みんなが恐怖心を抱いている時にどん欲であれ。」
リーマンショック以降、もう株式投資はやめたという人がたくさんいました。資産が半分以下に目減りすれば、誰もが恐怖心を抱いてもう二度と同じ目には遭いたくないと思うのは当然です。一方でバフェット氏はリーマンショック前まで、既に加熱していた株式投資からは引き揚げており、4兆円以上の現金をダブつかせていました。その後、暴落する市場からみんなが損を覚悟で逃げていくのを片目に、バフェット氏は株式市場に逆戻りし、バーゲンセールで多くの買い物をしました。そして今日皆さんもご存知の通り、アメリカの株式市場はリーマン以前の最高値を更新しています。バフェット氏は全ての投資で莫大な利益を得たのです。一方、アメリカ90年代後半のハイテクバブル。マイクロソフトやインテル、シスコなどナスダック上場のハイテク企業に投資すれば誰でも儲けられた時代、バフェット氏は1セントも投資をしませんでした。その後ハイテクバブル崩壊で多くの人が大損をしましたが、バフェット氏はもちろん1セントも失っていません。
株式市場では理性が感情にコントロールされたら負けです。それでも大多数の投資家は感情に支配されるのです。ブームやバブル崩壊が生まれることがそれを証明しています。でもバフェット氏やジョージソロス氏、ジムロジャース氏のような巨万の富を築いた投資家に共通するのが、いつもこの大衆心理を逆手に取って投資していることです。みんなと同じように動いていては、所詮みんなと同じような利益しか生めないのです。

★いつも見てくださってありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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