米国株上昇も日本株は下げています

4日の米国株式相場は大幅上昇。ダウ平均は332.36ドル高の24262.51、ナスダックは121.47ポイント高の7209.62で取引を終了。4月雇用統計は失業率が改善された一方で、非農業部門雇用者数と平均時給の伸びが予想を下振れ、朝方は小動き。バフェット氏がアップル株を大幅に買い増したことが好感され、その後はハイテク株を中心に大幅上昇。
VIX14.77、長期金利は2.951、短期金利も2.505とその差は0.446と縮まっています。

7日の日経平均株価は前営業日比5.62円安の22467.16円と小幅続落。朝方は、前週末4日の米国株高を受けて小高く始まったが、買い一巡後はドル安・円高が重しとなり、下げに転じた。株価指数先物売りに押され、前営業日比121.87円安まで下落し、前引けにかけて安値圏でもみ合った。後場は、買いが先行した。円相場が対ドルで伸び悩むとともに日銀のETF(上場投資信託)買い期待を支えに持ち直し、大引け間際には再度プラス圏入りする場面もありました。
市場からは「後場は、日銀のETF買いが入ったとみられるが、インパクトのある材料に乏しく、全体的にみれば上にも下にも行きにくい感じだ。決算真っ只中であり、しばらくはこんな調子ではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。

【今日のバフェット氏の名言】
「並の企業を安く買うよりも、優良企業を適正な値段で買う方が全然良い。」
投資先でもスーパーの商品でもそうですが、安かろう悪かろうではやはり駄目なのです。優良なものを適切な値段で買うことの方が結果的に得るものが多いとバフェット氏は言いたかったのでしょう。

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バフェット氏は企業の可能性を見抜く力に優れている


1976年彼が慕う恩師のグレアム氏が会長まで務めた自動車保険会社のガイコは経営危機にありました(株価は61ドルから2ドルまで暴落)。しかし、代理店を通さずに直接販売する方法やCEOのジャックバーン氏の経営者としての資質、悪いことを株主の隠さず情報開示する方法を高く評価して「株価はかなり割安である」と判断して投資を決めています。バフェット氏の投資も契機になり1977年には早くも黒字に転換しました。バフェット氏はガイコに継続して投資しバークシャー・ハサウェイの子会社にしています。

バフェットの成功ルール7
「悪いニュースは直ちに報告させること」
普段の仕事でもそうですよね。何か悪いニュースは上司に即時報告・対応です。そのこと自体が評価されます。

※参考文献:「マンガ ウォーレン・バフェット」森生文乃

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1973年ワシントン・ポストに投資、経営参加し成功する

バフェット氏43歳の時にワシントン・ポストに投資しています。
ワシントン・ポストは、その当時その頃珍しかった女性社長だったことや続発する労働争議、ウォーターゲート事件等もあり株式市場で低い評価になっていました。
バフェット氏は、ワシントン・ポストの株価が本来価値に比べ極めて安いことに気づくとフィッシャー理論に基づいてあらゆる情報を入手しました。十分に検討した上で株を購入しましたが、直後に50%も値下がりしその後2年間は株価は低迷しました。
その後、同社の役員になり、投資家というよりは経営者の立場でアドバイスした結果、同社の業績は飛躍的に良くなり株価も上昇しました。初期投資1000万ドルが1985年には2億ドルまで増えています。

【バフェットルール4】
経営に関する指針
①合理的に資本配分を行う 再投資or株主還元?
②情報開示は正直に
③多勢に流されないこと 安易に他の経営者のまねをしない、同業他社に追随しない、経営者の能力の過大評価

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フィッシャー理論との出会い

投資会社を解散した後、バフェット氏はバークシャー・ハサウェイ社の会長として、今でも続いている株主の年次報告書を執筆しています。その頃にベストパートナーのマンガー氏から「フィッシャー理論」を紹介されています。

フィッシャー理論
・投資対象を選択する際の視点
「経営者の資質」「企業の視点」・・・グレアム氏にはなかった視点
・投資家の心得
「企業を理解するために努力」「投資先を絞り自分の熟知している企業だけに集中投資」「長期保有」

バフェット氏が今まで実行していることに一致しており、その後「フィッシャー理論」に適合させながら企業分析させ、今に至っています。

【バフェットルール3】
①単純明快な企業を選ぶ 自分で理解していることが重要
②業績の安定している企業を選ぶ 長期にわたり、同じ製品・サービスを提供してきていること
③将来の見通しの明るい企業を選ぶ 規制を受けず常に需要があり、代替品のない製品・サービスを提供していること

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1969年バフェット氏 割安株がないと投資会社を解散する

1960年代のウォール街では株価が急上昇し、市場参加者が増えて投資ブームが起きていました。相場をリードしていたのはIBMやゼロックスなどのハイテク産業の高度成長株で、株価は本来価値よりも相当に「割高」にもかかわらず、どんどん値上がりしていました。
ちなみに現在、バフェット氏はIBMを保有していますが買ったのは2011年となっています(しかし、期待外れだったとして全株売るのではないかと予想されています)。

それでもバフェット氏の投資会社は、ハイテク株を避けながら慎重に運用し、ダウ平均を上回る好成績を上げていました。しかし、「現在の市場環境に溶け込めない、自分で理解できるやり方しかできない、新しいやり方を十分に理解していないし実践し成功したこともない、もし実行すれば皆さんから預かった資本を危険にさらす恐れがある」として投資会社を解散しました。その後、1970年代に入ると米国株は下落し、歴史に残る弱気相場に入っていきました。バフェット氏は最高のタイミングで株式投資から身を引いたのです。

1969年と2017年の状況は何か似ているような感じもありますが、バフェット氏は、昨年の2月に「米国株はバブルの領域にない。金利と比較すればまだ割安な方だ。長期金利が7-8%程度に上昇したらバブルを警戒すべきかもしれない。米経済のダイナミズムは顕著で、暫くはいかなる大統領のもとであっても順調に推移する。」と話しています。長期金利はまだ2%台ですが、ダウ平均は昨年の2月から約20%も上がっていますから、今後のバフェット氏の動向は注視すべきかと思います。

【バフェットルール2】
わからないことには手を出さない

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ソフトバンクの孫代表と1956年頃のバフェット氏は似てる?

1951年にビジネススクールを卒業してオマハに戻ったバフェット氏は1956年に14万ドルの貯蓄があるにもかかわらず自らは100ドルだけを出資し、家族と友人からお金を集めて10万5000ドルの出資金で投資会社を設立しています。
その後も出資を募り、いくつもの投資会社を設立しています。スタートからの5年間で250%増となりました(NYダウ平均の上昇率は75%)。その頃投資したのは、繊維製造会社のバークシャー、詐欺にかかり市場で投げ売り状態になっていたアメリカン・エキスプレス等です。アメリカン・エキスプレス株は3倍近くまで上昇したときに、売り抜けて2000万ドルもの利益を手にしています。

繊維製造会社のバークシャー・ハサウェイの筆頭株主になったばかりの頃、お家騒動に巻き込まれてしまい、自らが会長になって経営再建にあたっています。しかし、繊維事業は厳しかったことから自動車保険を扱う損害保険会社を買収し、加入者が支払った掛金を保険金として支払うまで運用にまわせるようになり、投資会社として飛躍的に伸び始めました。一方、繊維事業は1985年に再建を断念し事業をやめています。この件から、他社にないその企業が独占する優れた特徴のない企業には投資するべきではないという教訓を得ています。

これを書いていて真っ先に思いついたのは、ソフトバンクグループの孫代表でした。スプリントで苦労していたり、ARMを買収したり、10兆もの出資を募って設立した「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」などかなり重なるところがあると感じました。現在孫氏の経営は大博打と評されているようですが、当時のバフェット氏の評価はどのようなものだったか気になりました。

【バフェットルール1】
買うのは企業 株ではない
目先の利益にとらわれず、企業および経営者の質を見極めること

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1950年バフェット氏「バリューの父」と出会う

1950年にバフェット氏は憧れのグレアム氏が教鞭をとるコロンビア大学ビジネススクールに入学し投資理論を学んでいます。

「バリューの父」グレアムの投資理論
・株価の動きをチャートなどで分析する「テクニカル分析」
買う人と売る人の需給で株価が動く、その時々の人間の心理を捉えて逆らわない手法。⇒投機家
・「財務状況を分析」し価値(バリュー)のある会社に投資
会社の本来価値よりも株価が安くなっているときに買って株を持ち続ける手法。⇒投資家

現在は会社の資産に対する株価の水準を表すPBR(株価純資産倍率)が一般的

当時の米国では会社の資産を会社の本来価値とした理論は珍しかったので、バフェット氏は「天から光が射してきたような気がした」というほど衝撃を受けた。

PBRとは
Price Book-value Ratio(株価純資産倍率) 算出式:現在値÷実績BPS(1株当たり純資産)
株価が1株当たりの純資産の何倍になっているかを表したもので、数字が大きければ割高、数字が小さければ割安です。
言い換えると、PBRが1倍未満の会社の株を買えば、会社がたとえ倒産(解散)しても株主には株価以上の価値がある資産が分配されるので安心。そういった会社はいずれPBRが1倍になる水準以上に値上がりすると言われています(注:財務健全性がない会社のPBR1倍未満の会社は投資しない方がよいと言われています)。

保有銘柄では米国中国のハイテク銘柄はやはり割高なようです。バフェット氏の考えはまた別のところにあるので今後検証していきたいと思います。ちなみにこれらの銘柄は自分でも確信がないために極力少ない投資にはなっています。

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